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ファイナンシャルマガジンJFA 海外レポート「中国編」

みなさん。こんにちは。今回はズバリ 「中国人民元(RMB)」についてお話します。実際、人民元についてどのような感想、印象をお持ちですか?「とても興味がある」「購入したいが購入する機会がない」「信用できない」「いつか暴落する」などなど。持っていれば必ず上がると言われている人民元ですが、実際に保有している日本人は少ないでしょう。

みなさんもご存知のとおり、去る2005年7月に中国政府は自国通貨である人民元をドルペッグ制(実質)から通貨バスケット制へ政策変更をすると発表し、即日施行しました。それと同時に1USD=8.276RMBであった人民元レートを2%切上げし1USD=8.11RMBとしました。

私はこのニュースを台湾台北赴任時に知り、かなり衝撃的であった。以前から人民元切上げの話は、有りそうでなかなか実現しない話であったので、「ついに来たか!」という印象だった。人民元切上げを受け、アジア通貨が一時的に高くなったのを今でも鮮明に覚えています。


その後、私は2005年10月から中国蘇州へ赴任し、実質2005年11月より人民元積立て貯金をしています。2007年8月末現在の人民元平均レートは14.7円です。実質利回りは2.0%(1年9ヶ月) 。プラス普通預金金利が2%弱つきます。最近急激に円高が進んでしまいましたので、イマイチですが一時は4.5%の利回りがありました。最高値は2007年6月半ばの16.23円です。

余談であるが、台湾から中国へ赴任する際、人民元がほしかったので以前から良く利用していた台北にある両替商に「人民元ある?」と期待半分で聞いたところ「あるよ!」ということで余った台湾元を人民元に両替したのを覚えています。

またもっと衝撃的だったのは香港ドルと人民元が逆転した時である。人民元切上げ時2005年07月21日では 日本円換算 香港ドル14.47円、人民元13.60円で HKD/RMB=1.064の比率であった。それから人民元は徐々に上昇し始め、2007年1月には完全に逆転した。その後、その差は開くばかりである。2007年8月末現在では日本円換算 香港ドル14.79円、人民元15.29円で HKD/RMB=0.967となり、9.6%も人民元が上昇している。これは衝撃的である。しかし香港ドルはUSドルにペッグしているので、対USドルに対して人民元が強くなっている背景があるのでしょうがない。"今後、香港ドルは中国人民元にペッグしてしまうのか?どうなるのでしょう?


中国人民元の取り扱いには中国政府による規制があり、簡単には入手できない。正式入手方法としては中国国内の銀行、空港、ホテル等で両替するか、各国の国際空港で両替するしかない。その他、イリーガルではあるが、香港や台湾などの両替商で両替してもらうかである。また外国人が人民元預金口座を開設するには中国国内でしかできない。中国政府は外国人に簡単に人民元を両替させないのである。

実際に中国国内銀行で口座を開設しても、ATMでの1回の引き出しは3000元、1日の引出し金額は5000元が上限である。無理にそれ以上を引き出そうとすると、ATMカードが飲み込まれてしまうという噂もあるでの、試したことはない。前回にも話したが、中国の銀行ATMカードには中国の最大手のクレジットカード(デビットカード)の銀聯カード(Union Pay)も付いている。便利です。中国国内ではVISA、MASTERが使えなくても銀聯カードは使えます。



中国はここ最近、毎年二桁の経済成長を続けています。株価指数もこの2年で4倍に跳ね上がっています。2008年北京オリンピック、2010年上海万博、また今年は100年に一度の「金の亥年(猪年)」もう中国の勢いをを止められる国はないのでしょうか?国力が付けば、当然その国通貨の価値は上昇します。そういう意味では中国人民元は絶対に上昇します。上昇しなければおかしいのです。

私は中国に駐在しているという地の利を使い、人民元預金を今後も続けます。本当は人民元建てのFund(基金)か何かを買えばもっと効率的なのですが、どうもタイミングがつかめません。

前回もお話しましたが、外資系銀行のみずほコーポのほか、米シティバンク、英国のHSBC、スタンダード・チャータード銀行、蘭ABNアムロ・ホールディングス、シンガポールのDBS銀行、香港の東亜銀行とハンセン銀行の8行が今年の4月から上海、北京地区で一般人民に対する人民元業務を開始しています。比較的人民元口座を開設しやすくなりました。持っていれば絶対に上がる通貨 「中国人民元」。みなさんもいかがでしょうか? 「中国人民元」。

●おまけ 中国偽札情報

中国では偽札が横行しています。私はまだ経験はないのですが、50元、20元札が良く出回っているようです。時には銀行のATMで引き出した札でも偽札があるようで、注意が必要です。最高額紙幣の100元札は完全にプロの仕事です。これは組織的に行われています。
50元、20元札は圧倒的に外国人を狙ったTAXI運転手が多いようです。特に国際空港へ向かうTAXIは要注意。ほとんどの外国人は帰国の途に着く際、お札をチェックしません。というかチェックできません。それを狙っての犯行です。
また現地中国人も慣れっこで、スーパーのレジ担当も判別機にかざして「これ偽物!」みたいに弾くようです。警察は呼びません。そんなことをしていたら一日に何回も警察が来ます。中国では偽札を受け取ったレジ担当が責任を負うシステムになっているらしく、結構真剣です。
あと可愛い1元詐欺ですが、これは実際私が引っかかりました。要は偽1元硬貨です。スロットのコインが混ぜられます。夜のTAXIのお釣りに混ぜられるケースが多いようです。暗いし、酔って帰って来るとイチイチ確認しない客が多いのが現状です。
私の場合、アヒルちゃんの描かれたでコインした。間抜けです。

 【スマイリー】

◆年齢 :30代半ば
◆ブログ:オフショアな海外投資日記
◆家族 :妻、犬(妃妃、明明)
◆所在地 :中国 江蘇省 蘇州市
◆自宅 :月極サービスアパートメント
◆車 :所有経験なし
◆投資目的 :早期リタイア南国生活
◆海外生活 :シンガポール、台湾、中国
◆語学 :中国語、英語、台湾語

◆投資暦:国内10年、海外1年半
◆海外資産運用拠点:香港
◆オフショアファンド(HSBC、SCB)
◆オフショア生保(Friends Provident)
◆中国H株(PHILLIP証券)
◆ヘッジファンド(Man Investments)
◆確定拠出年金
◆自社持株会
◆ゆうちょ 簡易保険
◆人民元預金