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「海外起業家インタビュー」。世界に活躍の場を広げる海外起業家から見た日本や、「今」という時代がはらむ可能性についてインタビューしていきます今回は、島田友子さんをお迎えしました。島田さんは、カナダで結婚し、子育てが一段落した後に旅行会社を設立。不動産事業も手がけていらっしゃいます。 |
本田:本日はよろしくお願いします。最初に、島田さんの会社の紹介と自己紹介をお願いします。
島田:簡単に言いますと、日本では全然違うことをやっていたんです。俳優というか劇団にいました。ひょんなことで海外に出て来て、住みついてしまったんです。本当は数年で帰国するつもりだったのですが、こちらで結婚し、在住しています。 ですから、私はビジネスに関してはすごいスロースターターというか、レイトスターターなんです。シングルマザーの時期が8年くらいあったのですが、その間は、旅行会社で普通に働いていました。自分で事業をやりたいという思いはあったのですが、子育てもありましたので行動には移していませんでした。そうした中、下の子が高校卒業したのをきっかけに、小さな旅行会社を買ったのがスタートラインです。 ちょうどそれと同じ頃に、セミナーを受けたりしました。こちらではメントー(日本ではメンター)が注目されていて、最初にレイモンド・アロンという人のセミナーを受けて、はっと気が付いたというか、目覚めたという感じでした。 その人が最初から「今はちょうどレボリューションのスターティングラインだよ、これからはインターネットの時代だ。」という話をしたんです。じゃあ、旅行会社もインターネットを活用して、と考えて、Escape.caを作るまでに、色々試行錯誤を重ねて、結局2001年にEscape.caを設立しました。こういう会社は、イースタンカナダではあったのですが、ウェスタンカナダでは初めてだったんです。これがすごくヒットして、現在に至っています。 そのレイモンド・アロンという人は、不動産などのセミナーもやっていて、それで私も、不動産っていうのが面白いなあと思ったんです。Escape.caの他にも、vancouverstays.comとか、不動産関係を扱う会社をいくつか持っています。一番大きいのはEscape.caです。その他は不動産のレンタルですね。 本田:基本的にはウェブを使ったビジネスが中心になっているっていう感じですか? 島田:そうですね。Escape.caの場合は、もちろんウェブの方から入ってくるのが多いんですけど、私がずっと旅行会社で働いていましたので、昔ながらのというのもあるわけです。両方の長所をいかし、徹底的にカスタマーサービスをするという感じでやっています。 |
本田:今おっしゃっていた、不動産の方も事業としてやられているのですか? 島田:不動産は、よく人には趣味と言っているんですけど、いわゆる投資ですね。レンタルベースのオンラインを始めたのも、それでお金儲けが目的というわけではなくて、その裏にある不動産をポジティブキャッシュフローで回していくというのが目的ですね。 本田:事業用の不動産とか住居用の不動産などは、どうなのでしょうか? 島田:普通の住居用のコンドミニアムが主です。コンドミニアムは一番手間がかからないので。 本田:住居用の不動産は、基本的にはキャッシュフローで回しているんですか? 島田:基本的には、ポジティブキャッシュフローがなければ、投資はしません。皆さんが混同したりするんですが、投資で買う不動産と、自分の家や自分の趣味のために買う不動産は別ということです。投資でやる不動産は、必ずキャッシュフローがポジティブでなければ、やりません。 本田:よくあるのは、伸びてる時期だと、キャピタルゲイン狙いで、ネガティブキャッシュフローでも投資しちゃうっていう人がいるじゃないですか。そういう時期でもやらないということですか?島田:そうですね。それは、問題かなと考えています。税金を払うっていうのは、利益に値する分を払うわけですから、たくさん税金を払えば良いと思っていますただ、。税金がたくさんあるから、それを減らすためにネガティブでも投資するというのは違うかな、というのが私の考えです。 会社で買う場合は別ですけどね。税金のパーセンテージのラインというものがありますから、ちょうどそのラインを超えてしまうというような場合には、ありうるかもしれませんが。こちらだとネットのプロフィットが40万ドル以下だと税金は15%ですが、それを超えると31%以上になるんですよ。その差はすごく大きいから、そうときにはいいかもしれません。それ以外のときは、私は、税金に関しては、払うものは払う。結局それが社会のためになっているから良い結果であると思っています。本田:バブルがはじけて、はまってしまう人がいます。日本でもそうですし、今アメリカでも結構そういう人が出てきてますね。ネガティブでもいいから、キャピタルゲイン狙いでいきましょう、みたいなことを言っていると、マーケット崩れたときに大変なことになってしまう。 島田:そうですよね。何しろ、値上がりを見越してっていうのは、売るまではわからないわけです。明日何が起こって下落するかもしれませんし、そのあたりのことをよく考えてやらないといけませんね。 本田:まさに彼が、日本でそういう不動産事業をやっています。 泉:私は不動産大好きなので。日本の場合は、一棟で買ったりとかいうのが結構多いんですが、私の場合はマンションで、住居用が7割で、事務所とかが3割ぐらいですかね。私もやはり完全にキャッシュフローでやっているんですが、やっぱり、長期的にどう相場が動いても大丈夫っていう、そういう戦略を持つ必要がありますね。 島田:そうですね。それは重要だと思います。 本田:どうしても安直にキャピタルゲイン狙いが流行り始めて、結局誰かがババを引いて大変なことになってしまうというのは、いつもある話なんですけど、どうしても勉強しないでそういうことをしちゃうケースが多いですね。 島田:そうですよね。世界のケースから勉強の大切さが学べますよね。 |
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東京都出身。1969年留学の為渡米。1972年カナダ移住。子育て後、旅行社勤務の経験を生かし、1996年独立、自社を持つ。早くからインターネット進出をトライ、2001年escapes.caを立ち上げる。現在、西カナダで、独立した旅行社としてNo.1となる。旅行社の他に、不動産にも興味を持ち、積極的に不動産投資を行なう。それを生かしコンドミニアム宿泊のサイトも経営。その他ローカルテレビ局運営にも参加。日系女性起業家協会副会長。 経営関連サイト: |
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本田:本日はよろしくお願いします。最初に、島田さんの会社の紹介と自己紹介をお願いします。
