株式会社マネックスユニバーシティ 内藤忍
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身の丈を知っている人が成功していると思います。例えば、自分はレバレッジをかけませんが、レバレッジをかけているのであれば、それなりの覚悟なり、リスク管理なりをきちんとやって投資したほうが良いと思います。大きなリスクをとっているのに小さな備えしかしていない人は失敗しているようですね。 |
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成功するパターンに関して言うと、やはり続けている人が最後には勝つのだと思います。 自分のやり方と言うものをきちんと作って、それを愚直にやっている人、日が当たらないけど正しいやり方をしている人というのは、いつか流れが来るときがあると思うのです。 そういう意味では、「今、何が流行っているか」ということに振られてしまう人は、例えば、「中国株が良い」というのを聞いて、ピークを超えたところで入ってしまう可能性もあるわけです。 ですから、逆に、不動産が良いと思うのであれば、ずっと不動産をするですとか、分散投資が良いと思えば、ずっと分散投資をしていくという姿勢が大事だと考えています。
そうですね。勉強した分、正しい意思決定に近づいていけると言いますか、確率が高まっていくわけですよね。あてずっぽでやるよりは、株式の銘柄を研究したほうが、例えば50%の確立を70%にできるなど、100に近づいていくと思います。 もう1つは、80%確実にやっても20%は間違えるという側面があります。20%間違えたときに、もう立ち直れなくなってしまうというのでは取り返しのつかないことになります。きちんとリスク管理をして、身の丈以上のリスクを取り過ぎないように気をつけていくことが大事だと考えています。 Q.内藤さんの伝えたい投資戦略を3つあげるとしたら? 3つあります。 1つ目が、【長期分散】。リターンだけではなく、リスクも見ること。時間コストを判断することです。 2つ目が、【目標を数値化する 】。これは、とにかくお金がたくさんほしいと言うようなことではなく、必要なお金をつくる最短距離を考える。そういうやり方がいいのではないかと思います。投資の基本的な方策としては、こうしたことが必要となってきます。 3つ目が、【お金は手段】だと言うことです。目的ではないと、常に意識することが重要だと思います。投資が上手くいったとしても、目的と手段を混同しない、という意味です。 Q.長期分散で言いますと、上げ相場と下げ相場とで代わってくると思うんですが、基本的には同じスタンスを取り続けるということでしょうか? 基本的には、上げ相場か、下げ相場かというのは、後にならないとわからない事後判断的なものだという考え方なんです。私はこれを全天候型と呼んでいますが、雨が降っても晴れても、気温が高くても低くても、大丈夫な洋服を着て歩いていれば、風邪を引かないというやり方です。それがまず基本です。その中で、晴れていて暑ければ、洋服を脱ぐこともできるわけです。 Q.長期投資におけるルールを簡単にしていくということですね。 リターンよりもリスクから考えるということです。リスクを見ずに、リターンしか考えない人が多いようです。そうではなくて、この株を買って大失敗したら、どこまで損するのかなとリスクを考える姿勢がまず重要になります。 後は、感情的にならない。感情に左右されない。いわゆる行動心理学的なことになります。感情をコントロールできないと罠に入ってしまうと言うことです。それから、どうせやるのならカモにならない。人よりも良いリターンを得るために戦略をしっかり立ててやりましょう、ということです。そのためには、勉強が必要だというのが私の考え方になります。 |
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| 東京大学経済学部卒。信託銀行で為替ディーリングや外貨資産運用を担当。その後外資系投資顧問会社のファンドマネージャー、マネックス証券株式会社を経て現職。現在もマネックス証券の勉強会・セミナーで、年50回以上の資産運用に関するセミナーの講師を務め、個人投資家への情報提供とアドバイスを続けている。「マネックスメール」の金曜日のコラム「資産設計への道」を連載。早稲田大学オープンカレッジ講師も務める。「日経マネー」「フィナンシャル ジャパン」などの雑誌コラムも担当。 個人のBlogも日々更新中 http://www.shinoby.net/index.html 投資で成功するためには?個人投資家の質問に回答する 無料のメールマガジンを配信開始 http://www.monexuniv.co.jp/mail_magazine/ |
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